【いしのまき演劇祭対談①】作品紹介 猫の会「ありふれた話2016」

「何か演劇祭っぽい企画を…」といって行われた、いしのまき演劇祭の参加団体の代表による対談。

 

それぞれの作品の見どころや内容を紹介していただきました。

 

 

まずは、上演順に猫の会さんから。

 

猫の会主催の北村さんにお話をしていただきました。

 

 

 

語り手:

北村耕治(猫の会)
都甲マリ子(スイミーは まだ 旅の途中)

菊池佳南(コマイぬ) 

都甲 「トップバッターから行きますか」

 

 

菊池 「にゃんこ(猫の会、の意)」

 

 

都甲 「にゃんこ」

 

 

北村 「ざっくり言うと不倫旅行の話です」

 

一同 「ほお」 

北村 「そうですね、街の中で偶然再会した同級生どうしで2、3日ふらふらしちゃうっていう。

 

それこそ、結婚相手であるとか家族とか仕事とかいろいろ放り出して、

旅して歩いちゃうっていう話なんですけど。

 

 

ロードムービー風な作りのお芝居なんですよ。

首都圏の一都三県、東京と埼玉、神奈川、千葉を2、3日かけてふらふらする話なんだけど。

 

 

石巻でお客さんが観た時に知らない地名とか、

全然よく分かんない交通手段とか出てくると思うんですけど。

そういうのを想像してもらうのが楽しいんじゃないかなって思ってて。

 

 

それは石巻だけじゃなくて、他のツアー予定地でもそうなんですけど。

 

 

松本とか大阪とか、あと仙台、そういうところで、自分が全然知らない土地の話、

そういうところを旅しているひとたちの話っていうのを楽しんでもらえたらなあって思ってます。

 

都甲 「『ありふれた話』がいちばん石巻向きだと思ったんですか?

それとも、(ありふれた話を)たまたまやりたい機運が高まっていたんですか?」

 

 

北村 「ありふれた話がいちばんやりやすかったんだよね。

もともと旅公演が出来るような形の話にしようって思って書いた本だったし。

 

ありふれた話って、去年が初演だったんですけど

 

そのときのメンバーがすごく相性が良くって、

『これだったらまた一緒にやれるね』

みたいな話をしてたら、(旅公演の話が)盛り上がってたんで、やっちゃおうよと。

 

フルメンバーで。」

 

 

都甲 「じゃあ、(座組は)全員一緒なんですか」

 

 

北村 「うん、去年の初演からずーっと一緒」

 

 

都甲 「なるほど」

 

 

北村 「そんな、ありふれた話です」
  


ありがとうございました。
猫の会「ありふれた話2016」の公演は
7月3日(日)多目的ホール第3ステージ
にて行われます。

ぜひみなさま、会場に足をお運び下さいね。